2026/07/19
サロンの給料・歩合・業務委託、どれがいい?名前より働き方で決める
この記事で分かること
固定給、歩合給、業務委託の違いを、店側と働く側の両方から整理。業務委託なら何でも自由に決められる、とは限りません。
スタッフを募集するとき、「固定給と歩合のどちらがいいか」「業務委託なら保険料がかからないのか」と迷います。先に決めるのは契約の名前ではなく、店がどこまで働き方を決めるかです。
固定給が合いやすい店
出勤時間、休み、担当メニュー、接客方法を店で決め、店全体でお客様を担当するなら、雇用として固定給を中心に考える方が分かりやすいです。働く人は毎月の収入を見通しやすく、店は予約が少ない時間にも必要な仕事を頼みやすくなります。
歩合は「計算方法」を先に決める
歩合をつける場合は、何に対して何%なのかを明確にします。税込か税抜か、指名売上だけか、フリー客も含むか、割引や返金があった場合はどうするか。ここが曖昧だと、売上が増えた後ほど揉めやすくなります。固定給に小さな歩合を加える方法もあります。
業務委託は「歩合が高い雇用」ではない
業務委託は、本来、自分で仕事を受けるか決め、働く時間や進め方にも自分の判断がある働き方です。契約書に業務委託と書いてあっても、店が出勤時間や仕事の方法を細かく決め、断る自由がないなど、実際の働き方が雇用に近ければ「労働者」と判断されることがあります。
3つの質問で方向を決める
- 出勤する日と時間を、本人が自由に決められるか
- 仕事を受けるか断るか、本人が決められるか
- 価格、道具、やり方、顧客管理を誰が決めるか
店側がほとんど決めるなら、雇用として必要な費用と手続きを含めて考える方が安全です。本人が自分の顧客と売上を持ち、場所を借りて独立して働くなら、業務委託や面貸しに近くなります。
手取りの高さだけで決めない
働く人にとっては、給料の額だけでなく、休み、保険、予約が少ない月の収入、材料費の負担も大切です。店にとっては、歩合率だけでなく、教育、集客、予約管理を誰が負担するかが大切です。両方を紙に書き出して比べます。
私の店ならどうするか
給料は、まず近隣店舗の求人と比べます。歩合をつけるなら、私の感覚では売上の35%前後を一つの目安にします。ただし、固定給に上乗せするのか、材料費や集客費を誰が負担するのかで条件は変わります。
私の店では、通常営業時間のスタッフを業務委託にはしない考えです。店が時間や接客方法を決めるなら、雇用として責任を持つ方が分かりやすいからです。深夜など通常と違う時間帯を本人の裁量で使う形なら検討する余地はありますが、契約名だけで決めず、実際の働き方を専門家へ確認します。
雇用か業務委託かは、契約名ではなく実際の働き方で判断されます。決める前に厚生労働省の「労働者性」資料を確認し、迷う場合は社労士や労働基準監督署へ相談してください。
迷ったら、うちの無料集客診断を使ってください
採用前に、スタッフの費用を支えられる集客状況かどうかも一緒に整理できます。売上や掲載順位を保証するものではありませんが、次にやることを分かりやすく整理します。

この記事を書いた人
新宿から2駅、スタッフ1名のマツエク・アイブロウサロン「Elun」オーナー。年間閲覧約10万回、ブログ538本、口コミ4件から66件の自店運用をもとに書いています。
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